■ ID | 933 |
■ 種類 | 総説・解説 |
■ タイトル | 最終処分場の現場調査(その1) 基準省令の要求事項と廃止及び形質変更 |
■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (財)日本環境衛生センター |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 生活と環境、Vol.52、No.11、55-58、2007 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物処理法で定める最終処分場の廃止基準は、「廃棄物が土の中に(最終処分場)にとどまっている限り外部に影響を与えるような変化を起こさない状態」であることを念頭において設定されたものであるため、土地の掘削やその他の形質変更が行われた場合、廃棄物層が撹乱され活性化して汚水やガスの発生が認められる事例が多い。最終処分場やその跡地の環境安全性をより高めるには、安定化のモニタリングは、本来、廃止基準のみにとらわれずに、最終段階の安定化である「埋立物を掘り返して大気や雨にさらしても、環境に影響を与えるような変化が何も起こらない状態」の判断を目指したものでなければならない。関東処分場研究会では、最終段階の安定化を目指した安定化モニタリングについて研究している。法的に要求されるモニタリングの概要と最終段階の安定化の判断を目指したモニタリングに関する関東処分場研究会の取り組みの概要を示した。 |
■ キーワード | 廃棄物処分, *廃棄物処分施設, 地中処分, 維持管理, 環境保全, 法規制, *環境モニタリング, 環境基準 |
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